はじまりは、一匹の黒猫から。

くろねこノアは、ある寒い夜、小さな町の片隅にひとりでいました。
誰にも名前を呼ばれず、あたたかい毛布も知らないまま。
それでも、毎日を一生懸命生きていた小さな命です。

やがて、その黒猫に差し伸べられたのは、
ひとつの やさしい手。
「もう大丈夫。今日からあなたは、うちの子だよ。」
その瞬間、ノアの世界は変わりました。

あかい首輪は “家族のしるし”

首に結ばれたのは、小さな あかいリボン。
それはただの飾りではなく、
“あなたは、もうひとりじゃない” という あたたかい約束でした。

この赤い首輪には、
「守りたい」「寄り添いたい」「愛したい」という想いが込められています。
そして、その想いこそが、くろねこノアのすべての作品に流れています。

ノアが伝えたいこと

わたしは、保護猫活動をしています。
寒い冬の夜、外で過ごす猫たちを見て思うのです。
「すべての猫に、おうちと名前がありますように」 と。

“くろねこノア” は、その願いから生まれました。
このシリーズを通して、
外の猫たちの存在を思い出してもらえたらうれしい。

できることは小さくてもいいのです。
・外で見かけた猫に「寒くない？」と声をかける
・お皿に少しのごはんやお水を置く
・地域の保護猫活動を応援する
そんな 小さなやさしさ が、きっと世界を変えます。

おわりに

「くろねこノア」は、
デニムと生成りの布で仕立てた、やさしい色合いのハンドメイド雑貨シリーズです。
どの作品にも、“ノアのように大切にされてほしい” という願いを込めています。

どうぞこの小さな黒猫の物語を、
あなたの暮らしの中でも見守ってあげてください。

Maison SAKI
手づくりのぬくもりと、動物たちへのやさしさを届ける

「くろねこノア －あかい首輪は家族のしるし－」シリーズ